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土地を探しているお客さんへの対応(鹿児島県 鹿児島市)
2017/12/07
桜島を初めて見ました! セミナーを主催した建材会社さんの社長室からの眺めがGOOD! 1月7日は鹿児島市で勉強会を行い、夜は社長を交えて会社の方々との懇親会。その懇親会の席で社長がこんなお話をされました。
「今日は東京でセミナーを聞いてきたんだけどなかなか面白かったよ!」
●工務店は不動産業をやれ
●家の性能にこだわるお客さんは少ない
●土地を求めている人が多い
●勝手にお客さんが店にやって来る
●不動産の手数料も入る
などがポイントで、社長が「面白かったよ」というのは納得です。ただ、私はこの話を聞いていて少しだけ違和感というか興味深く感じたのですね。
ハウスメーカーやパワービルダーで展示場勤務をしている営業マンならばすぐに気づくことですが、来場客の70%は土地無し客であり「土地のご要望をお聞かせください」「いい土地があればご連絡します」「自社分譲地があるのですが」とすでに土地を絡めたやり方を日常的に行っているからです。今もそうですが30年前も同じ営業手法でやっていたはずです。
私も当然のことながらこの手法の経験者ですし、今コンサルティングで通っている会社も同じことをして業績を上げています。
だからこそ、社長のお話というか温度の高さに違和感を感じたのです。
「この話は工務店にとって新鮮なんだ!」ということ。
工務店向けのセミナーで「土地無しのお客さんに対して土地探しを手伝うという発想を持つべき」という話を、これまで1回だけ私はした記憶があるのですが、それは私の感覚では【ついでの話】だったのです。
でも、今回の社長のお話を聞いて、次回以降のセミナーでは機会があったらこのテーマをもっと深く取り上げようと決めました。
コンサルティングの仕事を20年やっていますが、新たな気付きをもらいましたね。社長! ありがとうございました!
桜島がきれい見えました セミナー開始30分前です